今から約2年前、経済評論家の三橋貴明さんが、
”移民政策のトリレンマ”
について話をしていました。
大変印象的でしたので、今更ですが今回ブログで取り上げようと思います。
2年前に三橋氏が話していたのですが、私がこれを知ったのは1年くらい前でした。
その後、彼は不祥事を起こし、大変ショックを受けた事を覚えています。
本題に戻ります。
人手不足と言われている今の日本において、
移民の受け入れの是非が議論になっていました。そして彼がシンガポールに行った時に、この”移民政策のトリレンマ”に気づいたそうです。
トリレンマという言葉はこの時初めて知りましたが、ジレンマという言葉が2つの選択肢で葛藤する事に対して、トリレンマは選択肢が3つになり、3つ同時は叶わないという意味です。
移民政策においての3つとは、
”移民の受け入れ” ”安全な国家” ”国民の自由”
これは同時に2つまでしか成立させることが出来ないという彼の持論です。
一部ブログから抜粋させて貰います。
(1) 外国移民を受け入れ、治安を維持しようとすると、自由を失う(※シンガポール)
(2) 外国移民を受け入れ、自由を保とうとすると、治安が悪化する(※欧州、あるいはアメリカも?)
(3) 自由を保ちつつ、治安を維持したいならば、外国移民を受け入れることはできない(※これまでの日本かな?)
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」移民政策のトリレンマ より
これを聞いた時はなるほどと思いました。
これを話を前提に、今後も日本は移民を受け入れない方向に行くとして、人手不足に関しては、5G、AI、IOT、ロボット技術を中心に、これから訪れる”第4産業革命”に期待したい所です。
それでは。